①楽な力でリズミカルに噛む
②噛む場所を適度に交代させる
③噛む時間は20分以内
④ガムを満遍なく歯の表面に当てるようにする
⑤食後5〜15分以内に噛む
ガムの成分はいろいろありますが、カルシウム成分のCPP-ACP(歯が溶けにくくなる成分)や歯にカルシウムを補給するPOs-Ca、虫歯の原因にならないキシリトールなどがあります。
ガムを噛むことで歯の表面の清掃効果が期待できます。歯間部においての清掃効果は効率がいいとは言えませんが、歯に良い成分が含まれているデンタルガムはある程度の効果は期待できるようです。
ガムを噛む事によって唾液腺が刺激されて唾液をたくさん出せるようになります。お口を閉じて噛む事が口呼吸の防止にもなりますし、また、噛む時に使う筋肉を活発にしたり緩めたりする動作によって唾液の通り道の太さを回復できるとも言われています。
①口を閉じて奥歯で噛む
②1日2回で10分間x3ヶ月
舌や頬、顎の筋肉の機能を正常化する事で歯や顎は健全な発達をします。正しく噛む事を一定期間継続する事で歯並びの改善と歯が生える顎の幅を広くすることが期待できます。噛む時の姿勢も大切で、椅子に座って骨盤をしっかり立てて、足も地面につけておくのが良いでしょう。
①ガム2粒を使用し、柔らかくなるまで噛んで丸める
②ガムを上顎の前歯の内側ド真中の歯茎に押し付ける(歯に押し付けない)
③そこからガムを喉の方向へ押し広げる
④舌をガムに押し当ててまま唾液を飲み込む
この時、舌の先端は②の位置にあり、舌全体が上顎にピッタリ吸い付いているのが理想的です。これを繰り返すことで飲み込み時の正しい舌ポジションを脳が記憶していきます。
お口ポカンは常にお口で呼吸をしている状態で、これは出っ歯や口腔乾燥、口臭、虫歯リスクアップ、感染症にかかりやすいなど様々な症状を引き起こす原因になると考えられています。口呼吸や口唇閉鎖不全に代表されるお口ポカンはお口の周りの筋力不足というより、筋肉の感覚に問題があることが多いと考えられており、お口を閉じてガムを噛むという口唇閉鎖訓練が有効です。
①楽な力でリズミカルに噛む
②噛む場所を適度に変える
③噛む時間は20分以内
これ以外にも、ガムを丸めて舌の上に乗せて転がす事で唾液分泌量を増やし口臭軽減を狙う方法もあります。
①ガム噛み頭痛
ガムを噛む時に強く噛みすぎると、顎関節や咀嚼筋に無理がかかり片頭痛を起こしたり、顎関節症の悪化が起こることが知られています。これに加えて長時間のガム噛みも負担増につながり症状の悪化が加速されます。
②筋肉や顎骨の肥大
強く噛みすぎる事は咀嚼筋への異常な増強トレーニングに当たります。これにより筋肉や顎骨の肥大が生じることがあります。
③お口を開けたままで噛まない
いわゆるクチャラーしないという事です。口腔の乾燥と口臭悪化、出っ歯になる可能性があります。
④急に噛んでる側を変えない
頬や舌を噛んだり、歯のかぶせ物が取れてしまうことがあります。
当院ではさまざまなデンタルガムや口臭予防製品等を取り扱っています。歯科専売品では一般市販品よりパワーが高く価格差も小さいのでおすすめです。詳しくはお問い合わせください。
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