お口のお悩み歯科金属編

お口のお悩み

歯科金属が腐ってアレルギーになった…
歯科金属がアトピーの原因!?

「もしかして…」と思われる方は一度ご相談ください。

歯科金属アレルギーについて

歯科金属アレルギーにより引き起こされる疾患のうち、7割近くがアトピー性皮膚炎というデータがあります。また、歯科金属が原因であるにも関わらず、その症状が口腔内に現れるのはわずか2%であるとも言われています。

つまり
「口腔内の歯科金属が原因であるのに、その症状のほとんどが口腔内から離れた皮膚に発症する」
と言う事を示しています。

皮膚科の医師による適切な治療が1ヶ月以上行われているのに改善しない場合は歯科金属アレルギーを疑うことも検討する必要があります。歯科金属を全て除去し、ステロイドや免疫抑制剤を使用することなく1年以上に渡る症状の改善をもって「歯科金属アレルギーであった」と確定できます。

「もしかして…」と思われる方は一度ご相談ください。

歯科金属は腐食する

全ての金属は条件が揃うと腐食します。歯科金属も例外ではありません。
口腔内は常に水と酸が存在しており、これらは腐食を加速させています。異種金属同士の接触でガルバニー電流(銀歯でアルミホイルを噛むとビリッとするなど)が発生し、これも腐食の加速を生じます。
通常、金属表面は酸化皮膜で耐腐食性を持っていますが、それが破壊されると腐食は内部へ侵攻します。

≪皮膜破壊の原因≫

  1. 歯垢や唾液などと常に接触していること
  2. 酸の存在
  3. 食事による口腔内のpHや温度の変化
  4. ガルバニー電流
  5. 噛む力による応力腐食
  6. 歯ブラシ等による擦過腐食

つまり、口腔内は金属腐食をとても起こしやすい環境である事をご理解ください。

この腐食により金属イオンが発生します。金属自体はアレルギーを生じませんが、金属イオンは人体のタンパク質と結合して非自己のタンパク質に変わります。これが免疫機構によって攻撃を受け、アレルギーが発生すると考えられています。

「金属は腐食により金属イオンになりアレルギーを引き起こす」
ということがご理解頂けたと思います。

これを踏まえると、積極的に銀歯を入れることは自らアレルギーになりにいくのと同じで、絶対に健康にはなれないであろうと我々は考えています。

金属以外の選択肢は?

> 審美修復

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