開院以来50年(※)を経過する当院には、ご高齢の方にもたくさんお越しいただいており、入れ歯治療の症例数が豊富です。当院の理事長はさまざまな患者さまの治療を担当し、「噛める・痛くない・外れない入れ歯」を作るための技術を習得してまいりました。
理事長には、歯科医師となって以来20年以上(※)の入れ歯治療経験があります。これほど経験を積むと、「こんなお口の状態のときは、こうした対処をすればしっかり噛める入れ歯ができる」といったセオリーが見えてきます。入れ歯治療の、いわゆる「勘所」がわかるようになるのです。
実は、歯科の分野でも特に入れ歯治療は、その治療の良し悪しに「経験」が影響する分野だと言えます。院長は、その方の「噛む力」に合わせて適した入れ歯をご提案するなど、お一人おひとりの患者さまに合った入れ歯をご提案。これまでの経験を活かし、こだわりを持って入れ歯作りに取り組んでいます。
入れ歯治療の経験を豊富に持つ院長が、噛みやすく痛みが出にくい、そして外れにくい入れ歯をお作りします。入れ歯でお悩みの方は是非ご相談ください。
※2024年現在
入れ歯が合わない原因の一つとして、入れ歯と歯ぐきとの間に隙間があることが挙げられます。
総入れ歯は、吸盤と同じ仕組みで歯ぐきにくっつきます。隙間があると吸盤はくっつかなくなりますが、それと同じで、入れ歯も隙間があるとくっつかずにガタついたり外れたりするのです。隙間ができないようにするには、お口の型どりを精密に行うことが大切です。
総入れ歯をお作りする場合、私どもは「個人トレー」と呼ばれる型どり用の道具を使用しています。トレーとは、型どり材を乗せる枠のこと。個人トレーは、お一人おひとりの方のお口に合わせてオーダーメイドで作るトレーです。個人トレーを使ってお口の型をおとりすると、既製品のトレーを使った場合に比べて、より精密な型がとれます。
また型どり材には、シリコン製の材料を採用しています。これを使うと、変形が少なく、歯や歯ぐきの細かな形を再現しやすいのです。
当院では、精密な型どりを行い、歯ぐきとの間に隙間のできない入れ歯をお作りできるよう心がけています。精密な型どりにはどうしても手間や時間がかかりますが、私どもがこの工程にこだわっているのは、入れ歯の噛みやすさや外れにくさなどの点で患者さまに喜んでもらいたいという思いがあるからこそなのです。
しっかりと型どりを行う当院なら、お口にフィットしやすい、噛みやすい入れ歯をお作りできます。
噛みやすい入れ歯は保険診療でもお作りできますが、残念ながら、どうしても限界があります。ひと口に「噛みやすい」といっても、保険診療の入れ歯と自費診療の入れ歯では、噛める度合いが異なるのです。
特別に硬いものでなければ保険診療の入れ歯でも噛めますし、食事もきちんととれます。ただ、タコの刺身やたくあんとなるとスムーズに噛むのは難しいかもしれません。
自費診療の場合は、そうした食べ物も食べられるくらい噛みやすい入れ歯をご提供できます。よく噛める入れ歯なら、きっとご家族と同じお食事ができるはずです。
上記のように、保険診療と自費診療の入れ歯には、その完成度に差が生まれます。なぜなら、自費診療の入れ歯には、保険診療のような細かなルールがないからです。治療方法も材料も、患者さまのご希望に合わせて自由に選択できるため、より快適に使えて、自然な見た目の入れ歯を作れるのです。
入れ歯を薄く作って快適な装着感を実現したり、生まれ持った歯や歯ぐきに近い見た目の材料を採用したり、部分入れ歯の金具をなくしたりなど、さまざまな希望が叶います。保険診療は「最低限の治療」ですが、自費診療なら「最良の治療」を目指せるでしょう。
保険診療にするか自費診療にするかは、患者さまのご希望で決められます。「快適に好きなものを食べたい」「見た目の良い入れ歯にしたい」といったご希望をお持ちの患者さまのため、当院ではさまざまな自費診療の入れ歯をご用意しました。
もちろん、双方のメリットとデメリットもしっかりご説明し、無理に自費診療をすすめることはありません。その点はどうか心配なさらず、ご相談ください。
入れ歯や歯の詰め物・被せ物は、歯科技工士という専門家が、歯科技工所で作ります。
歯科技工士にはそれぞれ得意分野があり、入れ歯の作製が得意な歯科技工士もいれば、詰め物・被せ物の作製が得意な歯科技工士もいます。つまり、歯科技工士の得意分野と技術力によって、入れ歯の質は大きく左右されるのです。入れ歯を作るなら、当然、入れ歯作りを得意としている歯科技工士に依頼したほうが良いと言えます。
私どもは、入れ歯の作製が得意で実績も豊富な歯科技工士を選び、患者さまにご満足いただける品質の、お口にしっかりフィットする入れ歯をお作りできるよう努めています。
当院は、ある歯科技工士に入れ歯作製の信頼をおき、依頼を行っています。この技工士は常に研鑽を怠らず、今でも技術を磨き続けている人物です。この歯科技工士と院長には長い付き合いがあり、信頼関係を築いてきました。技術力と品質にこだわり、入れ歯作りの依頼先を厳選することは、より良い入れ歯を患者さまにお届けしたいという当院の思いの表れなのです。
歯科技工士は、歯科医師と並ぶもう一人の入れ歯の専門家です。確かな技術力を持つ歯科技工士と連携し、患者さまに合った入れ歯を追求しています。
取り扱う入れ歯には豊富なラインナップをご用意し、お一人おひとりに合った入れ歯をご提案しています。
歯ぐきに当たる部分を、独自のシリコンで特殊加工した入れ歯です。このシリコンは歯ぐきの粘膜に近いやわらかさが持続するので、歯ぐきにかかる圧力が軽減されます。そのため、硬いものでもしっかり噛めて、食べ物を選びません。
また、クラスプ(留め具)の部分も金属ではなく、お口に付けても目立たない材質で作られています。口を開けたときも目立ちにくく、人から気づかれる心配も少ないでしょう。
2本までの抜けてしまった歯を補う部分入れ歯「ソケット」と、3本以上抜けた時に使用する部分入れ歯「コネクト」の2種類があります。
治療の期間・回数:2~3か月、8~12回
リスクや副作用:定期的に調整する必要があります。最初は入れ歯の厚みに違和感を感じる可能性があります(強度を確保するために必要な厚みです。次第に慣れますのでご安心ください)。まれにシリコーン部分が剥がれる場合があります。あごの骨が痩せると合わなくなり、調整(修理)が必要になる可能性があります。汚れが付きやすいため、1~2年を目安にシリコーン部分を交換する必要があります。修理に時間がかかります。
ソケット(2本まで) | 140,800円 |
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ソケット(3本まで) | 198,000円 |
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コネクト(3本まで) | 269,500円 |
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コネクト(2~13本まで) | 415,800円 |
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セミオーダーメイドのコンフォートデンチャーです。3Dプリント技術を駆使して作製する、新しいタイプの入れ歯です。
今ご使用中の総入れ歯をお口の形状に合わせて調整し、リーバ専用の最新のスキャンカメラを撮影。この3Dデータを元に、作製した総入れ歯の内側にクッション加工を施すため、痛みやガタつきなどのお悩みも改善されます。最短で2回と少ない通院数で完成できるのも、メリットの1つだと言えるでしょう。
替えの下着を持っていない人はいません。また予備のメガネを持っている人も多いでしょう。しかしながら入れ歯は一組しかお持ちでない方も多いのではないでしょうか。
3Dデジタルプリントデンチャー(リーバ)は、現在使用中の入れ歯をデジタルコピーし、同じ形態の入れ歯をもう一組作ります。「普段の入れ歯の洗浄中に」「破損・紛失時の予備として」「旅行や外食時の替えとして」。お守りのように替えの入れ歯を持っていると、きっとご安心いただけるはずです。
治療の期間・回数:1~2週間、2~3回
リスクや副作用:定期的に調整する必要があります。最初は入れ歯の厚みに違和感を感じる可能性があります(強度を確保するために必要な厚みです。次第に慣れますのでご安心ください)。まれにシリコーン部分が剥がれる場合があります。あごの骨が痩せると合わなくなり、調整(修理)が必要になる可能性があります。修理に時間がかかります。
3Dデジタルプリントデンチャー (リーバ) | 132,000円 |
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入れ歯の土台となる床(歯ぐきに接する部分)が金属でできた入れ歯です。金属を使用しているため、耐久性に優れ、入れ歯を薄く作れます。
また、お口に入れたときの違和感が少ないのが特徴で、特に噛む力が強い方にはおすすめです。金属床は、味や食べ物の温度を感じやすく、食事を美味しく楽しめるのも嬉しいメリットです。
治療の期間・回数:1~2か月、5~6回
リスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
金属床義歯 | 残存歯数と設計により要相談 |
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※金額は税込み表記です。
使用中の入れ歯がある場合は、調整します。
お口の中を検査します。
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
あごの形や頬の動きを確認し、入れ歯をつくるための「型取り」を行います。
型取りしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯をつくります。
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ※ | ○ | ○ | ─ |
午後 | ○ | ○ | ○ | ※ | ○ | ○ | ─ |
午前:9:00~12:00
午後:13:30~18:00
※祝日がある週の木曜は診療日です
休診日:木曜・日曜・祝日