2025年1月28日　歯科コラム

 

オーラルフレイルとは歯や口の機能が衰える状態を指します。

お口の虚弱という意味の造語です。

 

オーラルフレイルの症状とは？

話しがしにくい、むせる、こぼす、口が渇く、飲み込みにくい、滑舌が悪くなる、硬い物が噛めないなどです。

オーラルフレイルは早期の老化サインとされ、お口の機能が低下すると食べることが難しくなり、低栄養になりやすい、誤嚥性肺炎をおこしやすい、滑舌が悪くなるなどから、心身の機能の低下につながります。

 

予防のためにまずお口の中を清潔に保つことが大切です。

むし歯や歯周病が進行すると歯を失ってしまい、しっかりと噛んで硬い物も食べることができなくなってしまいます。

セルフケアでハブラシ、フロス、歯間ブラシなどを使用し、プロフェッショナルケアでメンテナンスをしましょう！

他にも噛む、飲み込むだけではなく声を出すなどの機能の低下にはトレーニングが必要になります。

舌のパワーをつける体操、飲み込むパワーをつける体操、滑舌をよくする体操、噛むパワーをつける体操、パタカラ体操、唾液腺マッサージなどがあります。

毎日トレーニングを行うことにより、口腔機能が衰えないようにしましょう！